あたらしい年が来た

2017年がやってまいりました。ブログをはじめてから年が変わったのは初めてということになります。やはりこう、新年の節目となるといろいろな生き方をしている方が多いですね。新年になった瞬間にジャンプしたり、ツイートしたりなど、年はじめにやることをしっかりと決めているような方が多いです。

さて、まあ僕のブログなので普通の新年話をしていくわけにもいきません。今日は相対的新年について述べます。簡単にいうと、2016年から2017年を迎えた後、2016年に戻ることができる、ということの応用です。


当たり前のことですが、時間は絶対的で、時刻を確定してしまえばその時の地球の様子というのを、いわば写真のようなものに納めることができます。しかし、2017年1月1日、という情報は、実は時刻の定義として不十分なのです。これを明白にするのが「時差」です。

時刻tを決定したとして、そのとき日本が朝であれば、ロンドンは深夜でしょう。これを、同じように「9時」とか「12時」とか言ってしまうと「あれ?9時なのに暗い」というようなわかりにくい現象が起きてしまいます。それを避けるべく、世界中には時差が設けられており、その時差は地域ごとに線を引かれて保たれています。1つの国のなかにいくつもの時刻があるくにもあれば、自国のなかに時刻が一つしか定義されていない日本のような国もあります。

このブログを途中まで読んだとき、きっと「日付変更線を使えば2回新年を迎えられる」と思った人も多いでしょう。しかし、時差を上手く用いることができれば、10回以上の新年を迎えることが可能になります。

これを可能にするには、地球の時差を持つ線を2つ以上含んだ円周上を24時間以内に駆け抜けることのできる移動設備が必要になります。時速3000km(秒速800~900m前後)くらい出せる旅客機があればきっと可能でしょう。


いつかは僕も、同じ年の年越しを10回くらいやってみたいものです。

あっ忘れてました、新年あけましておめでとうございます。

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