ボアンカレの回帰定理
宇宙の始まりとはなんなのか、宇宙の終わりとはなんなのか。そういったことを無限に考えて、
昨日はスカイプで盛り上がっておりました(厳密にはそんな話していませんが)。
そこで話題にふと浮上した「ボアンカレの回帰定理」。実はこれ、最強にして最悪の、
私たちの過ごす宇宙に対しての冒涜とも言える定理なのです。
ボアンカレの定理はこうです。
「私たちがいま過ごしているこの宇宙のすべての物体の位置、エネルギ、力のベクトルなどをまず仮定する。私たちは、遠き未来、まったく同じ位置に、まったく同じ物体が、まったく同じエネルギーと、まったく同じ力のベクトルを持った状態で再現されるだろう、そしてこれは、無限に起こり続けるだろう」という定理です。
つまり、いまこのブログを見ているあなたは、遠き未来、またそこに生まれ、またこのブログを読み、またこの文章を目にしている、ということです。そしてそれは、永遠に、10000回でも100万回でも起こり続ける、ということなんです。
ストーカーされた人は同じ人からあと100万回くらいストーカーされますし、
心筋梗塞で死んでしまったひとはあと100万回同じ症状で同じ年に死ぬことになるでしょう。
図に表すと、このような感じです。まあ上手く言えば、時間tには周期性があるということですね。
この理論が正しければ、曲座標系を活用することで4次元表記ができるようになります。
私たちが今いる宇宙を周期的に表すことが、できるようになるわけです。
そしてこの世界の表すところは、始点を持たない座標で私たちの宇宙が表されていることの証明にもなりえます。この宇宙に始まりなど存在せず、私たちがビックバンと呼んでいる宇宙の始まりも、
このt上の1つの点でしかないということです。おそろしいですね。
これほど恐ろしい理論であるにも関わらず、なんとこのボアンカレの回帰定理、数学的に正しいということが証明されてしまいました。数学の根本が間違っていない限り、この理論は、覆すことができない、そのくらい信憑性のある理論となってしまったわけです。
素晴らしい、時間を、次元の域にまで落とし込むことができたとは・・・・
もう感激のあまり、涙が出てしまいました。
この理論の指すところには、今の私たちは、遥か前に同じところで、同じ行動をしているわけです。
私たちの未来は、決まっています。これが覆ることはありません。誰と結婚するのか、何度留年するのか、どんな仕事に就くのか、いつ、どこで死を迎えるのか。すべては、以前に決定された宇宙で決まると。
美しい!美しいぞこの宇宙!そしてこの私、この以前に決定された動きとは違う行動を取ってみたい。この世界の輪廻の輪から、外れてみたい!
いやこの話面白すぎて手が止まりませんね。とりあえずこの辺で終わりとしておきましょう。
みなさんもぜひ、努力を重ねて、輪廻の輪から外れてみてくださいね!
それではまた次回~~
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