テスト辛かった~~からのブログ再開

お久しぶりです、トオルンです。最近は大学の試験が近づいていたので、

ブログの方をいったん止めて勉強に専念していました。


まあ専念と言っても、ソシャゲやらTwitterやらやっていたので

あまり変わりありませんが・・・

とにかく、昨日でテストの前半戦が終了です。疲れた・・・


今日は、語彙力低下のお話をしたいと思います。

最近みんな使ってますよね、「魔剤?」とか「マ?」に限らず、どんどん簡約化されていく

語彙の世界・・・実はこれ、とっても合理的で、かつ最も危険な変化なんです。


まあ遠まわしにいうなれば、貫通会話が可能になるということですね。

貫通会話とは、芸人のアンジャッシュさんがよくやっているような、

「聞き間違い」「思い違い」「伝言ゲーム」に近いものです。

言葉には可変なベクトルがあって、言葉をもらったときにそのベクトルの取り得る

値から、もっとも正しいと思うものを選択して理解します。これが会話です。

(言葉は一つでも理解の仕方は無限にありますし、本人の理解もまた複数存在するので

写像の基本は満たしていません)

これがまた、意味が増えるとベクトルの本数が増えるんですよ。より許容範囲が増えると

言うか、要するに言葉の持つエントロピーが増えていくわけですね。


我々の目するところの変化「ラ」「ボ」等はこのエントロピーの増加とは

また違うものですが、「魔剤」、そして旧来の「ヤバい」などに関しては

すさまじいエントロピーの増加を生み出しました。


そしてエントロピーの増加はそのままAIとしての理解の難しさと会話の単純化を

同時に引き起こします。お互いが理解に失敗しているのに、会話は成り立っている、

というような、本当に恐ろしいことが起こり得ます。びっくりです。

会話は成り立っているので人工知能の操作するなりすましなどにも気が付かなくなるかも

しれません。そうなってしまったら悪用者大万歳です。

かといって会話の理解は難しくなってしまうのでそういった事件などの情報を得ることが

さらに難しくなってしまいます。もはや手の付けようがありません。


語彙力の低下、もとい簡約化は、私たちが相互理解を失い、形だけの会話を

するようになってしまう滅亡への一歩なのです。くれぐれも語彙力を失わず、

より的確で誤解しにくいような言葉選びをするようにしましょうね。


それではまた!!

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