「二股・浮気」は実はセーフ!?
「人の喜びこそ我が喜び」と言う友達がおりまして、その人にきいた
「罪との比較」についてお話したいと思います。
シチュエーションは簡単です。二人から同時に告白されて、どうするか、というもの。
この二人はもちろん等価で、どっちかを切って悲しませるか、両方切って悲しませるかというとんでもない問題なのですが、
案の定コンピュータに最適解を求めさせると「二股をしろ」という結論が導きだされます。
そう、友人曰く、「二人を喜ばせるためには、二股をせざるを得ない状況もあるのではないか」というのが友人の出した命題です。これが正しいかどうか、検証していきます。
もし正しいのであれば、「浮気した、二股してた、こいつはサイテーだ!!!」とすぐに
言えなくなりますし、ニュースなどで問題になっている二股が、悪に直結しなくなります。
浮気性の男性や彼氏をキープしておきたい女性にとっては朗報ですね。
さて真相のほどは・・・・・?
ここで、二人がOKをもらった時の喜びをXとします。二人とも同じです。
二人が一方の二股を知った時の喜び(悲しみなのでマイナスの数値)を-Yとします。
二人とも同じです。X > 0 , Y > 0(-Y < 0) です。
そして、二股がバレる確率をf(t)とします。f(t)は時間に関わる関数で、
もちろん時間が経てば経つほど二股はバレやすくなります。
t年後の結果は、g(t) = X(1-f(t)) - Yf(t) = X - (X+Y)f(t) となります。
これは、仮にf(t)が一定であっても「切片X、傾き-(X+Y)の線形グラフ」ですね。
f(t)はどんどん増加するので実際はもっとひどいです。ここでf(t)を
確率pと回数kに関わるベルヌーイ試行と考えてみます。バレる確率は
バレない確率(k回すべてで(1-p)を引く)を1から引いて考えて、
f(t) = 1 - (1-p)^k
こうなると、
g(t) = X - (X+Y)f(t) = X - (X+Y)(1 - (1-p)^k) = -Y + (X+Y)(1-p)^k
X,Y,pはすべて定数、さらに0 < p < 1なので0 < 1-p < 1,つまり、
この日数kをどんどん大きくしていくと、いずれは-Yへと収束します。
そうなんです・・・・二股をすると、その相手の喜びの期待値は
負の数になってしまんです・・・
二股がいかに良くないことであるか、分かって頂けましたか・・・?
いずれはバレてしまう、別れてしまう、相手のことを思うなら、二股はすべきでは
ないのです・・・・
つまり、二股してるやつは相手のことなんかどうでもいいってことですね!!!
すごく分かりやすい!!この情報が得られただけで今回の議論は有意義でした。
・・・・ああ疲れた、ではまた次回・・・
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