傘を忘れたら潔く濡れて帰れ
雨が降っています。あいにくあなたは傘を持っていません。
こんなとき、どうすればいいでしょうか。
濡れる覚悟があるのなら、濡れて帰るのがベストです。
執行だと思って、風邪でも引きながらゆっくり帰ってください。
雨の日には、走って帰る人や、自転車をぶっ飛ばして帰る人が多いです。
なにが言いたいかと言うと、事故が多発します。
しかしながら、徒歩帰りでの事故は、あまりありません。なぜでしょう?
雨の日、傘を忘れてしまった時に、急いで帰って、なんとかあまり濡れずに
帰れたとしましょう。このとき、次に傘を忘れる確率は、わずかに減少します。
雨の日、傘を忘れてしまった時に、歩いて帰って、びっしゃくれになって
帰ったとしましょう。次に傘を忘れる確率は、かなり減少します。
雨の日、傘を忘れてしまった時に、歩いて帰って、びっしゃくれになって
風邪まで引いたとしましょう。次に傘を忘れることは、ほとんどないでしょう。
人間というのは、記憶を持ちます。なにかしてしまった時に、
自分がどれだけ災難を受けたかを覚えて、無意識のうちにそこに
注意をはらうものです。
しかしながら、人間の記憶は時間制限があります。よっぽど大事なことでもなければ、
なかなか記憶に残ることもないでしょう。
自分は忘れものがひどく、宿題や買い出しくらいならよいのですが、
晴れの日に折り畳み傘をなくしたり、足にチェーンまでつけても傘を忘れて
かえってしまったりと、本当に記憶障害です。足は血だらけでした。
そこで、自分も試してみたんです。
雨の日、傘を忘れてしまった時、歩いて帰って、びっしゃくれになって
帰ってみたんです。
雨の日が楽しくなってしまいました・・・
ああ・・・これでは何の解決にもなっていない・・・
ま、あいいや、ではまた次回・・・
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