獲得的セルフハンディキャッピング

こんばんは。今日のお題は「獲得的セルフハンディキャッピング」です。

なので、これについて語っていきたいと思います。


みなさんこの言葉についてご存知でしょうか。普段から、この行為を

行っている人たちも少なくないことでしょう。


いかの二人の話合いを考えてみてください。


A「ねえねえ、テスト勉強した~?」

B「いやー、昨日は徹夜でゲームやってたんだよね~」


たったこの二文の中に、この獲得的セルフハンディキャッピングが含まれています。


このBは、「徹夜でゲームをした」という事実を述べることで、仮にもテストに

失敗してしまった場合の原因を、すべて、ゲームをしたからという帰結に持っていくことが

できます。自分がテストに失敗してしまった場合のプライドを守る防御本能のひとつです。


仮にこれでもテストに成功してしまった場合には、自分はハンディキャップを負いながらも

テストに成功した、という、より利益の大きい結果を得ることができ、どちらに転んでも

有利な展開を作り出すことができる、これが、獲得的セルフハンディキャッピングなのです。


・よくある誤認


「謙遜」という言葉がありますがこれはかなり似ていますので注意しましょう。

実際に勉強し、 「全然勉強してない」というのは謙遜、

実際に勉強せず、「全然勉強してない」というのが獲得的セルフハンディキャッピング


です。

また、似たようなものに「主張的セルフハンディキャッピング」も存在します。

これは獲得的~が「あえて●●の行動を実際に取る」のに対し、

   主張的~は「あえて●●の事実を言いふらす」ことに相当します。


獲得的セルフハンディキャッピングは実際に聞かれたりしたり、自問自答するような

場面でのみ使われるのに対し、主張的セルフハンディキャッピングは主に

他者に対して自分のイメージを保護するような目的である場合がほとんどです。


・メンヘラ

「メンヘラ」というグループは、この主張的セルフハンディキャッピングが

過度に行き過ぎている場合に形容されることが多いようです。ごく一般的な

自分への不幸を述べ、それを盾に「自分に対しての有利な行動(スキンシップやメールの返信など)を取ってほしい」と投げかけるような例が一般的です。特に問題なのは、

問題を過大に見積もったりするような場合が多かったり、自分に生じているダメージだけを過大に評価したりというケースがある場合、なかなか収集がつかなくなってしまうことも

あります。

「おジャ魔女どれみ」に登場する春風どれみは「私って世界一不幸な美少女」という表現がアニメで多用されていましたが、これはまさに後者に当たります。

また、学校の課題などで再提出を受けてしまった場合に、(その課題を例え提出するつもりでも)「課題が終わる気がしない」などの終わらないかのようなイメージを事前に植え付ける行為は、まさに前者にあたります。特に遥か過去の自分の悲惨・恥ずかしいような出来事などを(たとえ解決していたとしても)長年にわたって語り続けるような例は、かなり末期です。

メンヘラという定義はかなり難しいのですが、外的要因で利害が発生したという発想が

悪化してしまうと、周囲のメンバーにかなりの悪影響を及ぼしてしまうかもしれません。

Twitterで愚痴をつぶやいたり、自分の不幸な出来事ばかりをつぶやいているような人は

本当に注意しましょう。(Twitterだけの話ではないのですが)


改善策というか、仮にあなたがメンヘラに属するような人物だった場合でも、文章の書き方次第ではかなり変化が生まれる場合はあります。それこそ、先ほどの

「私って世界一不幸な美少女」というのは、自分が美少女であると言い聞かせることによって不幸によるダメージは軽減されているという発想にたどり着くことができ、精神崩壊を

かなり初期の段階から防いでいるとても強い例です。マネしましょう。


・セルフハンディキャッピングの悪用

当たり前のことですが、これはとても簡単に自分を有利にすることができるので、

かなり長い視野で見た場合での有利不利を完全に無視して使用されるケースが非常に

多いです。

「ゲームをした→だから宿題が終わらないのは当たり前だ」は、自分に対しての対応は出来ているのですが、これを主張的セルフハンディキャッピングに置き換えようとしても

その対象である「宿題を出した先生」には「ゲームをしたから宿題が終わらなかった」という事実はよくないという前提が存在しているため、通用しません。よって、こののち、この

先生のほうからこのセルフハンディキャッピングを修正しようとする攻撃(追加課題や居残りなどの強制措置)が取られることが増えてしまいます。

お見合いなんかでも、「謙遜」ならまだよいのですが、このセルフハンディキャッピングまで突入してしまうと、失敗してしまいます。新しい人物などに自分が評価される機会(就活や面接、お見合いや他企業との打ち合わせなど)では、自分のセルフハンディキャッピングが協力対象の二人称(お見合い相手やあたらしい友達、自分を評価する相手)に対して不利であるとされるため、自分は納得しても圧倒的に不利になってしまいます。


このように、セルフハンディキャッピングは自分の一次的な身を守るのには役立ちますが、

長い目で見れば不利になるケースも多いです。みなさん、

しっかりとよく考えて使っていきましょう。


それではまた。




トオルンのブログ

日常生活から趣味はぷよぷよやら音楽小説数学情報論理にポエムやお絵かきそして大会や太鼓などの音ゲーと、 もはやジャンルというものが存在しないブログです

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