ENTP自己分析

自分の16性格診断において,自分の性格がENTPであったことに基づき,自己分析をブログに残しておこうと思います.


ENTPとは

性格診断の方法はこのページの1行目の4文字目からリンクをご準備しています.

よかったら試してみてください.あなたは何型でしょうか・・・?

ここではENTPが持つ性格の特性について話します.


ENTPの目的

ENTPが求めているのは楽しさです.自分が楽しいと思えることがすべてで,そのために道徳など必要ありません.その楽しさを実現するための方法として,論理一貫性を死ぬほど求めます.自分が納得できない論理に敏感です.ひらめきとかではなく,自分の知識と論理に基づいて次のアイデアを出します.

それゆえ,ENTPが最も嫌うのは矛盾根拠のない自信です.僕もこれに関しては確かに嫌いです.自分の発言に矛盾がないことが最も大事だと思っていますし,自信があると答えるために実績を絶対に求めます.だからこそ,博士課程という学歴まで来ているのかもしれません.実際今は,就活でアプリ開発やっているわけですし,根拠のない自信に対する圧倒的劣等感はあったのだと思います.


統計的にENTPが好きなセリフ

「去年の統計によるとそれは実際に違ったんですよね」「80%くらい合ってます」「昨日めっちゃ面白いことがあってさ~」「本音を言うと,」「一回だけちょっとこれでやってみない?」「今めっちゃ方法を思いついたんだけど,ここでさ・・・」「まずは話を聞こうか」「ところが,実際には・・・」「マジで唐突なんすけど,今から一緒に遊びに行きませんか?」「ごめん30分くらい遅れる~」「正直なところ」



統計的にENTPが嫌いなセリフ

「うん,分かるよ.俺には分かる」「詳細は詳しくは述べませんが」「なんやかんやあって」「いいとも言えるし悪いとも言える」「シロウトは黙ってて」「何か知らんけど,ここで靴脱ぐみたいやね」「単調な仕事だが,よろしく頼むよ」「待ってるだけでいいから!待ってて!」「正座しなさい」「落ち着いて」


ENTPの興味

ENTPは,自分がある程度理解すると興味が崩壊します.言われてみれば,ピクミンブルームも15日くらいで完全にやめたし,ソシャゲのゆゆゆいももう全然やってないし,プロセカも1周年でやめてしまいました.「つまりこういうことなんだな」と思ってしまってゲームが定式化されたとたん,ENTPのやる気が崩壊します.だから,NP困難な「ぷよぷよ」というゲームだけ一生続けることができているのかもしれません.

自分が分かれば,僕はそれでいいと思っています.その点で完全にENTPです.

裏を返せば,自分が納得できるまで手を離さないので,「分かった風になる」ことは絶対にありません.「絶対に分かったと妄信している」か「本当に分かっている」状態のどちらかであり,自信を持って人に説明することもできます.根拠のない自信が嫌いということもあり,自分が人に説明できないのに分かったと言うことがおこがましいと思っているので,理解力はほかの人より高いと思います.

ただ,それは「人の話が最後まで聞けない」ということと同義です.分かっていない状態を維持してその続きの話を聞くことは不可能であり,相手が会話中であろうが葬式の最中であろうが質問します.問わなければ,理解できないからです.相手が適当にしゃべっているのではなく,私と話がしたいと言うのであれば,私がその話を理解する必要があります.にも関わらず,分かっていないところですぐ質問しないほうがよほど失礼です.逆に,質問しないのであれば,分かっているか,分かることを放棄しています.


ENTPの計画性

ENTPに計画性はまったくありません.自分が無駄だと思うタスクが死ぬほど嫌いなので,計画を立てることに興味が持てない場合,それが必須であっても立てようとしません.この点が非常に非合理的です.僕はアイビーリーメソッドを実践し自分を律しているつもりですが,他に計画立ててやっていることはないかもしれません.

また,ルールを守ることが世界で一番無駄だと思っているので,計画を立ててもそれを実行することがウルトラ億劫に感じます.計画立てなきゃできないって分かってるけど,計画を立てるのも面倒だし,計画を実行するのも面倒です.言うだけ言ってやらない人の権化だとも言えます.


ENTPの交友

ENTPが自分の実力不足を痛感した時,つまり「自分が達成できない」ということを自覚すると,他人に協力を求めます.とはいえ,この「協力を求める」というのは「自分が苦手な作業を自分がやるのは無駄だ」という判断によるもので,いったん自分が解決することをシンプルに放棄します.そのうえで,矛盾と一貫性のなさには強烈に反応し,最終的には「自分が作業の内容を理解する」ことが前提になり,「それなら自分でもできるわ」と言って親身に教えてくれた人の協力もすべて無に帰してしまうようです.実際そう思います.その点で.「無限に知識が身についていく」というのがENTPの長所だと考えられます.

一方で,楽しさを求めることが本質であるため,コミュニティで話題を振ることや,他者の話題を聞くことは圧倒的に得意です.見慣れない場所に立っても自己開示を積極的に行うこともよい特徴の一つです.批判されたときは内容を理解するよりも反省するほうが優先されますが,それはコミュニティにいて楽しいという利益が努力のコストを大幅に上回るからです.


ENTPの道徳

ENTPは道徳が嫌いです.ルールや礼節など無意味だと思っているし,もう死んだはずの人間を思い墓参りするのは意味不明だと思ってます.少なくとも僕はそうです.

法律があるから守っているというより,自発的に法律の意味を肯定し守っています.自分が道徳を定義しているような感じです.あらゆるルールに対し,それを守らなければいけない理由を自分が吟味して,守るかどうかを自発的に選択しています.

楽しさが目的であるため,小さなコミュニティでわきあいあいと接するための節度はしっかり備えていて,楽しくない行事に対する義務感が死んでいます.

縛るものが嫌いなので,ゲームの縛りプレイも嫌です.自分で楽しいと思ってやる縛りプレイは問題ないんですが,複数人ゲームで「じゃあ今回は~なしね」とか言われるの本当にアホだなと思います.たとえそれが,ゲームのゲーム性を保証するための最低限の内容だっとしても,です.


ENTPの計画性

ルールを守るかどうかを自分で決めるので,必然的に自分が決定したルールも守れないことが多々あります.締め切りの前日になって品ができないことは多々あり,たしかに焦るし,そのような経験がありながらも「想像を絶するほど放置」します.ある意味で,バカです.

実際,僕にとってはアイビーリーメソッドで立てた6つの目標のうち4つを守るのが限界で,洗濯機のボタンを押すというシンプルなタスクさえ1時間以上放置することもあります.「7時30分に洗面台に行って洗濯機のボタンを押す」というレベルまで細かく目標を立てて,やっと脳がそれを実現しようとします.それくらい,計画を立てるのも,計画を実行するのも嫌なんです.


ENTPの実践

ENTPは実践能力が終わっています.そもそも計画が立てれないということは,達成までのビジョンも立てられないということで,「こうやったらできそう」で基本的に終わりです.やりません.だってできると分かったらもう意味がないんです.

それとは逆に,「できるの?」と言われたときは,自分に「矛盾根拠のない自信」を残していることと同義であり,躍起になります.その達成のために腹が減ろうが眠かろうが,ましてや自分が不治の病になろうと,知ったことではありません.それらは根拠のない自信を自分が持つことに比べれば余罪のようなもので,疑ってきた相手を悪者にして,自分の実力を正当化するための努力はいくらでもできます.「できる」という自分の確信を疑った相手に,挑戦しているのです.

そのうえで,ENTPは自分が悪者になることにひとさじの嫌悪感もないという点も問題です.上記の目標を達成し,相手を悪者にした後,10秒も経過すればその相手ともう一度仲良くなれると信じているのです.なぜなら,①自分がそうであるからにほかなりません.

どんな失敗を犯した相手であっても,自分の利益のための行動でどんな不和が生じても,ゲームが終われば,事態が収束すれば0に戻ると思っています.ゲームの中だけの人格があり,ゲームの中だけの人格があることが当然だと思っています.モノポリーで全財産ボっタクリされようが,人狼で初日に不可解な理由でつるし上げられようが,試合に相手が来ずに不戦勝になろうが,その相手と翌日には何事もなかったように接することができます.


ENTPの嘘

ENTPは嘘が絶望的に下手だそうです.そう思います.ハッタリも下手だし,相手の心を理解する能力が死んでいるのも追い打ちです.FeよりTiのほうが強いので論理的な説得でどうにかなると思っており,ハートがつかめません.Siが劣勢なので,そもそも相手の性格が分かるわけもないということはよく理解せねばなりません.また,嘘を一度でも付くと,自分が「矛盾と根拠のない自信」を持つことにつながるので,それもまた最悪です.たしかに,自分は人狼やAmong usは目も向けたことがないし,ダウトもまったく得意ではありません.打って変わって,シュレーディンガーの猫などは理論的な選択を迫るゲームであり,圧倒的に得意です.それらの点を考慮すると,やはり「その行動の心理を読む」よりも「その行動のメリットを読む」ほうが,自分にとっては圧倒的に向いているんだなということが分かります.もしかすると,ENTPを持つ人間は全員そうであるかもしれませんが,実際に他のENTPの人に会ってみないと分かりません.

嘘が下手であることを利用して,「嘘がバレると面白い」という状況はよく求めます.不可能な目標を掲げたり,絶対に起こりえないことを言って場を和ませるのは大好きです.Fが強い人は僕の嘘を直感的に見破るし,Tが強い人は僕の発言の論理的破綻を瞬時に見破るので,嘘であると分からない人がほとんどいないのもメリットです.


統計的にENTPが好きな人

「自分のアイデアに共感し,面倒な事務作業を全部やってくれる人」

「自分のアイデアに共感し,実現までのプランを考えてくれる人」

「ゲームで負けた時に泣かないで笑う人」

「ゲームで負けた時に再戦を要求する人」

「自分が納得するまで同じ説明を何度も言い換えてくれる人」

「理論的な説明能力と感情的な言葉の伝わり方が分かる人」

「見るからに無理すぎる計画を押し付ける人」


統計的にENTPが嫌いな人

「自分が正しいと思うもの(僕の場合は「法律」)が守れない人」

「自分が正しいと思うもの(僕の場合は「法律」)に"なんかやだ"と答える人」

「齟齬が発生していることを認知しているにも関わらず言葉足らずの人」

「1つの言葉で多くのニュアンスが伝わると思ってる人」

「自分の意見が言えない人」

「Yes / No の質問に "どちらとも言える / ケースバイケース" と答えて,しかもそれが自信満々に答えだと思っている人」

「人を頼らない人」


まとめ

結局のところ,ENTPは「自分で納得するまでなんにも信用せず,そのうえ自分がめんどくさいと思っている仕事を全部任せて自分の夢を実現したい」という壊れた存在であることが分かります.

しかしながら,「他人に問われれば答え,曖昧な理解を絶対に許さず,感情に左右されない予測とアイデアを人に伝え続ける」点については素晴らしいでしょう.膨大な知識と計算力さえあれば,絶大な論理的信頼のあるアイデアを無限に言葉へ落とし込む最高のブレインになるともいえます.


つまり勉強して知識を蓄えたほうがいいんですね

勉強しろ!!!


------------------ 問 題 -------------------

問1.  下線部①「自分がそうであるから」について,趣旨と一致するものを以下から一つ選べ.

1.自分が疑ってきた相手を悪者にすることと,自分の実力を正当化するための努力ができることを,相手に強要する性格だから.

2.試合などの繋がりは相手に対する気持ちと一貫しており,試合が終わることでその相手ともう一度別の関係築くことが可能だから.

3.自分に「矛盾と根拠のない自信」があり,それが実際に現実となることについて,当然であると受け止めるから.

4.自分が相手の確信を疑い,反してそれが実現したとしても,自分の発言に責任を持たないから.


問2. ENTPと筆者との関係について,筆者はどう考えているか.最も正しいものを一つ選べ.  

1.自分はENTPの性格であると共に,ENTPであることがふさわしい.

2.ENTPは計画を押し付ける人が嫌いだが,自分は自分の証明のために計画を実行する.

3.自分は矛盾と根拠のない自信を持つ一つの例である.

4.面白さを保証するのは具体的なルールではなく調和的な制限である.


0コメント

  • 1000 / 1000