不治の病
いえーお久しぶりでございます。ブログ再開です。まあ体調もよくなりましたよ。もともとメンヘラ気質なので、立ち直りも早いもんです。さあ今月からいろいろ立て直していきましょう。
さて、またタイトルが非常に不謹慎ではございますが・・・・わたくしの知人に、それはそれは不吉な病にかかったひとがおられたそうで、今日はその方とちょっとお話を、まあ性格には、愚痴聞きというだけですが、しておりました。
みなさん、1億人に1人しかかからない病気、と診断されたら、どんな気持ちになりますか?
きっとみんな、その診断を聞いてぞっとするでしょう。
ただ診断の当たる確率が1%だとかそのくらいなら・・・と思うこともあるかもしれません。
では、その診断が99%正しい、としたら、どんな気持ちになるでしょう?
もちろん、その病気だった時には、もうその先の未来はないと思って下さい。
どうです?すごいビビってしまったでしょう。実際、こんなことってよくあります。
事実とは、小説なんかよりもよっぽどクレイジーでミステリアスなものです。
しかし、ここで皆さんに活力を取り戻してもらうため、数学の話をしたいと思います。
まず、先ほど述べた「99%正しい診断」って、どう思いますか?
高々99%ですよね?ファイアーエムブレムではほとんど信用できますが、
数学の世界においてはとても信用できる数字ではありません。
では、「99%正しい診断」を100人に行ったら、どうなると思いますか?
みなさんすぐに答えが出るように、1人くらいは誤診となります。
では、「99%正しい診断」を1億人に行ったら、どうなると思いますか?
・・・そう、100万人くらいの誤診が出るわけです。
そしてその中に1人、本当に"病気"の人がいる・・・・
そう、考えてみてください。1億人に1人しかかからない病気と診断され、
その診断が99%正しいとしても、まだその病気である確率は「100万分の1」なのです。
いやはや、たった100万分の1であったとは、あまりに面白い。
そんなこんなで、知人は元気を取り戻しました。いったでしょう?世の中、
小説なんかよりもよっぽどクレイジーでミステリアスな世界が広がっているんです。
あなたが天才だと言われ、その発言が99%正しいとしても、天才が100万人に一人しかいなければお前は到底天才ではないし、
あなたが交通事故に遭うと言われ、その発言が99%正しいとしても、交通事故が100万回に一回しか起こらなければ到底事故には遭わないのです。
ちょっと野蛮な例ではありますが・・・よくよく考えたら普通のこと。
まあ、それでも交通ルールくらいは守ってくださいね。
正しい知識を持って、発言はうのみにせず、しっかり考えて行動!
不治の病におびえるな!わずかなミスにおびえるな!
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