なくしものを探す

家の鍵がどこにいったか分からず、3分ほど探してようやく見つけました。もともとアドベンチャーゲームは非常に苦手で、見落としが多く、ソニックアドベンチャー2バトルではチャオを探すのがだいたいクラスで2番目に下手でした。逆にいうともっと下手な人はいましたが・・・


最初、家のカギがない!ってなったとき、人間は必ず全経路探査をします。思いつく可能性を、時系列順に探索する方法で、正しく行えば鍵は必ずといっていいほど見つかります。


まず、鍵を家に持ち帰っている(まず家のカギが開けられるはず)ので、鍵が「玄関にある or 持ち歩いている」と仮定して、玄関を調べました。この時点では、靴箱などは調べず、靴箱の上のみを調べました。

次に、洗面所で手を洗った記憶があったので、「洗面所にある or 持ち歩いている」と仮定して、洗面所を調べました。「洗面所にある」を仮定した上で、次は「床に落ちた  or まだ卓上にある」に分解し、床と卓上を調べました。いやーアドベンチャーらしさがありますね。

次に、かばんがあったので「手に持っている or かばんにある」のふたつに分け・・・

最終的には、「手に持っていて、卓上におき、ベッドに移動させ、そこからベッドの下に落ちていた」が正解でした。いやーこういう時に思考が働くと、探し物も速く見つかっていいですね。

このような分岐をつかって、経路別に可能性を探索していく方法は非常に効果的です。


今回は幅優先探索でものを探しました。

幅優先探索とは「かばんを探して見つからなければ机上を探す」というようなもので、

深さ優先探索というのは「かばんを探して見つからなければ内ポケットを探す」というような感じです。探し物には、基本的に幅優先探索が適しています。


人間はけっこう物探しが適当なので、同じところを何回も探したり、行ってもないようなところを探します。そんなに深さ優先探索をしなくても、理論を立てて挑めば一瞬なんです!すてきですね!

さあみんなもドンドンものをなくしましょう!


・・・・とまあ、そういう自分も、つい最近までブログのパスワードを忘れていたのですが、

さすがに幅優先探索では見つからなかったですね・・・・

忘れものには、気をつけましょう・・・



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