漢字文字の難しさ

なにか思いを漢字にする・・・そういうテーマが最近こころの中で流行っています。

実際に僕が作った1文字や、その例にあたる文字が、こちらになります。


すごいですよね。こう、違和感がなく文字になっているというか、自分としても渾身の出来であると感じました。しかし、これにフォロワーの皆さまが挑戦して、大きく失敗している例がおおいです。

今日は、このような漢字を作るための方法についてお教えします。



「無理な言葉」がある

「ダルイ」「ムズイ」などの形容詞は基本的に無理です。「イ」というのは文頭にあればにんべんを当てることができますが、文末にあると困ります。これを忘れてはいけません。

先頭が「イ(にんべん)」「サ(くさかんむり)」「ハ(ヤネ系全般)」「ウ(うかんむり)」「ワ(わかんむり)」「フ(冠系全般)」「シ(さんずい)」「ン(にすい)」「ネ(しめすへん)」「オ(てへん)」などだと作りやすいです。

「エ」「ヒ」「ロ」などは単体で使えるのでどこに会っても作りやすく、便利です。

逆に末尾に適しているのは「キ」「ト」「ホ」「リ」「モ」「マ」「ム」「ア」などに当たります。

「ロ」「ハ」などは単体で使えるので終わりにも強いです。


逆に無理な文字、というのは

文頭で言えば「ケ単体(複数ならたけかんむり)」「キ(てへんで代用は好ましくないため)」「ヲ」「ラ」などが挙げられ、末尾では「イ」「ク」「ケ」「タ」「チ」「メ」「ヤ」などが挙げられます。難しい、ですね。


濁点を避ける

濁点は極力さけましょう。積極的に使用できるのは「バ」「ジ」「ポ」などで、「ゲ」などはもう再現すら難しいです。初心者のうちは、できるだけ簡単な文字を使いながら、実践してみるのがいいと思います。ちいさい「っ」も同様です。

逆に、「のばし棒」などは率先して使っても差し支えありません。


参考にする漢字を見つける

初心者のうちは、参考にする漢字を見つけるといいです。

たとえば「イカ」なら、「体」「功」という字から左右を取ってくれば作れます。

「ヒマ」を作りたければ、「疑」の上にもう乗っています。

「タ」「ル」などは例も多くあり、
「ハ」「ニ」「ム」の三つから「会」の文字を作ることも、

「コ」「ー」「キ」の三つから「律」の右側部分を作ることもできます。

前例があると、なかなか心強いです。



さて、それではこの法則にのっとり、簡単なものを作成しましょう、練習問題です!

きっとうまくできれば学校でも明日から話題の人物になれますよ!



(1) 「免」を参考にして、「クロール(クロール)」を漢字にしてみましょう。

(2) 「律」を参考にして、「ヒコーキ(飛行機)」を漢字にしてみましょう。


(3) 「サ」をくさかんむりと仮定して、「サムス(サムス)」を漢字にしてみましょう。

(4) 「ウ」をうかんむりと仮定して、「ウカル(受かる)」を漢字にしてみましょう。



(5)  あなたの力で、「ユメ(夢)」を漢字にしてみましょう。






採点?それは、あなたができたと言えば、もちろん100点です。

思いに正解なんて、ないですよ!


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