私たちが壁抜けできない理由

予期せぬこと・・・世の中には、まさか起こるはずない、と思っていたことが起きることがたまにあります。生きていれば10回くらいは経験すると思います。でもそれはコンピューターの世界のほうが圧倒的に多いということを、みなさん知っていますか?たしかに人の世界は選択肢がいっぱいあり、人生は選択肢の連続、そしてその選択肢の本数もまたほとんど無限にひとしい・・・しかしそれは、ゲームの世界にもなりたちつつあるのです。それは"バグ"とよばれ、ときに"仕様"となります。

思えば選択肢の少ないドラクエの戦闘中やノベルゲームなどでは本当にバグが少なく、マップがマスで確定されているファイアーエムブレムなどもかなりバグは少ないです。やはりバグが起こりやすいのは3次元仮想空間上の円や直線でない物体との衝突ですね。通称"位置バグ"とよばれ、物が予期せぬところまで落下したり、壁にめり込んだりというありえない現象を引き起こします。

この位置バグは、なぜ起こるのでしょうか?そもそも壁ってなんだろう?私たちは壁に当たった時、どうして壁抜けバグをしないんでしょうか?


いつも物体の存在が確定している

実は3Dグラフィックなどを行う際、壁と自分がかけ離れた位置にいるのに壁を描写すると非常に重いです。そのため、壁に近づかないと壁が描写されないようになっています。ひどいものだと、視界に入らなければ描写すらされないものもあります。そんな場合は視点に入っていなければすり抜ける、なんていうこともありますし、なんとも面白いことになりますが、現実となるとそうもいきません。私たちがブラジルに言っても、日本という国はちゃんとそこに描写されています。


常に割り込む

例えばゲームなんかでも、死亡判定が出るような床を「一度どこかでダメージを受けて、その無敵時間を利用して渡る」というような戦法を聞いたことがありませんか?私たちが地上でダメージを受けても、それは溶岩に潜ってセーフ!なんてことにはなりませんが、ゲームの世界では優先順位がこの世界と異なります。爆弾によるダメージを受けて飛ばされている間は壁を判定しない、なんていうゲームがあれば、それは私たちの世界と違って壁の優先順位が低く、常に割り込まない世界ということなんです。本来壁というものはかなり優先順位が高くあるべきものだと言うことですね。


壁というよりは物体

壁、と言われますと、壁の存在のみが定義されています。いわば"紙"です。内側が空洞となっているんですね。しかし私たちの世界に、壁はありません。すべての壁には厚みがあり、それは三次元的な実体があります。そう、壁抜けできない最大の理由は、「この世界には壁がないから」だったのです!



いかがでしょう。ハリーポッターの一幕のように駅の壁を抜けて・・・というのが現実的ではないということを証明してしまい、私の夢も打ち砕かれてしまいました。

しかし、物体を抜けることはできなくとも、壁を抜けることはできるかもしれません。そういった意味で、厚みを持たない境界線・・・国境や県境のようなものをするりと抜ける私たちも、"壁抜け"というバグを起こしているのかもしれませんね。

トオルンのブログ

日常生活から趣味はぷよぷよやら音楽小説数学情報論理にポエムやお絵かきそして大会や太鼓などの音ゲーと、 もはやジャンルというものが存在しないブログです

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